メニュー

痛風

痛風とは

痛風は、尿酸が体内に蓄積し結晶化して間接などにあらわれ痛みをともなう疾患です。

痛みは激痛となることが多く、風が当たっただけでも痛むなどの説から、痛風と命名されたと言われています。

尿酸の結晶は比重が高く、重力によって足部に沈着しやすいため、足(特に母趾が多い)・かかと等に痛みをともなうケースが多くあります。

 

原因

アルコールは肝臓で尿酸がつくられるのを促進し、尿酸の濃度を上げてしまうため痛風の原因となっていると言われています。そのほか、精神的ストレスや水分摂取不足も原因となります。

食べ物としては肉類、魚卵、糖質の多いドリンクを多く摂取し、BMIが高い男性がなりやすい傾向にあります。

 

診断

診察で痛みの程度や場所の確認し、腫脹や発赤や熱感の有無を確認します。

画像診断として、疼痛部位のレントゲン検査を行い痛風結節の有無を確認します。

同時に採血検査を行い、血中尿酸値濃度の測定を行います。

 

治療

発作期には痛みの発生を抑える薬や炎症を抑える薬などの投薬によって治療いたします。また、食事の改善なども指導いたします。

その後に尿酸の産生を抑える薬(尿酸産生抑制薬)や排泄を促進する薬(尿酸排泄促進薬)を処方し再発防止を行います。

以後は定期的に採血検査が必要です。また、高尿酸血症の方はその他の成人病に罹患していることが多く、同時に治療を要します。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME